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音楽の事を少し考えようコーナー
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(おたまじゃく紙 第76号付録)

いきなり宿題の答
 上の文字サークルはADNのアルファベット3文字を連続的に円形に置いた
ものです。どの文字から読みはじめても良いのです。さあ、あなたならどう
読みますか。
1 dan     2 and    3 nda

※ 一拍分を一つの言葉を言うときの子音と母音の振り分けとして考えてください

 あなたは何型でしたか。普通の人は1の日本人型ですよね。子音と母音を一つに
まとめて認識するために文字列の間に隙間ができます。テンポをゆっくりにしてみる
とより明白に休符の入る事が確認できます。正確に8分音符分の休符が入ると言う
わけではなく、テンポに関係なく単語の長さが決まっていると言っても良いかも知れ
ません。そこで、英語型を見て下さい。一つの単言の母音をなるべく長く言います。
最後の子音はなるべくあとに言うためにリエゾンという現象が起こります。許される
ならなるべく長く母音をのばしたいわけです。

 アメリカ人の日本語はそのために「わーたーし、なーんにも、わーかりませーん」
と母音伸ばしの変な日本語になります。日本人の英語の歌が音符が見えてぶつぶつ
になるのと相反しているのです。そこで、英語に限らず欧米語では単語の中で長く
聞こえている母音の響きが日常からとても大切になります。つまり、日常から母音に
響きがないと、聞き取りにくい、言葉としての魅力に欠けると判断されるわけです。
文章としても繋がらなくなります。そこから歌は生まれるわけですから、良い母音の
響きの連続は歌の必須条件になります。打点で母音になるのも打点の位置に母音が
来ることで音の位置が明瞭になるからで、その為にも美しい母音が必要になります。

 私たちは今、言葉としては日本語でも、音楽の語法としては欧米のものとい
う歌を歌っています。従って欧米語の特色をよく理解しないと良い歌は歌えま
せん。
 さて、アフリカ型の特色は何でしょう。紙面が無くなりました。次の機会まで皆さ
んも考えてみてください。なお、先回のウィンナーワルツの件は間違っていましたの
で削除して下さい。再度、確認して載せます。

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