♪ T.C.A.会報   2001.4.05 第93号 号外

新しい年度を迎えるに当たって
混声合唱団「豊川コール・アカデミー」 団長
 合唱団を結成してから実に21年目を迎えました。この記念すべき新しい年度を迎えるに当たって、団員の皆さんにお話しをしてみたいと思います。
 既に気付いている方も多いと思いますが、ここ何年か徐々に練習のあり方が変わってきています。端的に言えば練習が厳しくなってきています。技術的に難しい曲目がたびたび採りあげられるということもありますが、少なくとも、気晴らしのために皆が好き勝手に思いっきり歌ってストレスを解消するという姿勢では務まらないし、同じ指摘を何度も繰り返して受けることは許されなくなってきています。また、常々、集中力が求められています。つまりうまくなろうとしている姿勢が顕著になっています。合唱団のあり方進み方は様々あると思いますが、当団は、自分で歌う楽しみ中心から、聞いてもらい楽しんでもらう喜びの実現へ軸足を移していると言えます。
 当団では、声が出せて他の団員と協調して練習に参加できる人ならば殆んどの場合その加入を受け入れています。従って、俄かにはこの練習に馴染めない人もいると思います。また、長く団歴を重ねている人でも練習についていくのがキツそうだと感じられる人を見受けます。そのため、落ちこぼれる人が出ないように、また水準の向上のため、現在色々なサポートが用意されています。隔週月曜日のvoice_manさんによるボイストレーニング、そして不定期の各パートリーダーによるパート練習、ボーカル・アンサンブル訓練がそれにあたります。
 意識改革の必要性を感じている人は少なくないと思われますが、是非これらのトレーニングへの積極参加とより一層の個人の努力を促したいと思います。この先、努力の不足している人が淘汰されるような事態(例えば、一定水準をクリアしないと定演出場は不可etc.)が出現したときに慌てたり悔やんだりしないためにも、今から警告をしておきます。一人一人が今のままでいいのか、どうか良く考えてください(因みに、岡崎混声合唱団における近藤先生の練習ぶりは、当団のように懇切丁寧なものではありません。)。
 一方、運営面に目を移しますと相変らず目立つのは、(正月に、この紙面で近藤先生が指摘された様に)カルチャーセンター現象。自分の身がかわいいのはみんな変わりがないと思いますが、まず皆さんの義務の遂行が大切です。常に自主性を意識して自分の役割はきちんと果す。他のメンバーのためにお互いが尽くしあう。そして権利の主張はできるだけ控える。練習が成り立っているのも表立っては見えない地道な人たちの支えがあってのことです。なるべく目立たずに楽をして、しかもおいしいところは必ず手に入れるという人は、他人の目からわかるものですし、絶対に許されません。
 以上、随分口はばったいようなことを申しましたが、「委嘱作品」などを考えてみれば流れに沿った至極当たり前のことだと思います。どうか素晴らしい合唱ライフを送られますよう願っております。

【強化練習日程】
 5/12,26 6/9,16,30 7/7,14(すべて日曜日)

 (編集担当:.カミィ&A.A.)