♪ T.C.A.会報   2002..1.11 新年号
 あけましておめでとうございます。
 昨年はコンクールでの成果をはじめ、多くの方がポーランド国立放送交響楽団とのモーツァルトのレクィエムにも参加して頂き、とても充実した年だったと思います。これもパート練習やヴォイストレーニングで技術的底上げをして頂いたお陰と、感謝しています。 

また一方では団長をはじめ、団員の何人もが病魔に襲われ、危機感を覚えたのも事実です。でも、でもね、そりゃあ創団以来20年もたてば色々あって当然です。家族が増えたり減ったり・・・出会いや別れがあることが自然なことだと思います。思えば20年前、「豊川初の混声合唱団誕生!」という華やかな新聞記事とは裏腹に『1〜2年もてばいいところ』という冷ややかな見方をする人の多いなか、2年どころか20年も続き、おまけに人数的にも技術的にも大成長を遂げてしまったなんて、誰が想像したでしょう!
 さて成人式とも言える第20回定演に向け、何をしなければならないか、なのですが、自分はどの分野のどんなことで貢献しようか、という能動的に楽しく捕らえましょう。色々なアイディアを出し合いましょう。でも自分の中だけで盛り上り、完結し、突走るのではなく、自分の属する係のや、色々な方に話し、共通理解とOKが得られたら突走って下さい。でもその意見がたとえになっても決してクサらないで下さい。いつか別の形で役立ったり、もっと良い案に発展する案になるかもしれません。とにかく一人一人限りない違う能力を授けられてこの世に誕生したのです。全員で補いあい、助けあって、この節目を次へのさらなる発展の足かがりとなるよう、努力しあいましょう。
 でも頑張りすぎて燃えつきてもいけません。無理をしすぎて家族から「やめてくれ」命令がでたり、定演が終ったあと何をする気力もなくなってしまっては大変です。困った時は周囲の人が助けてくれます。一人でかかえこまず、明るく頑張りましょう。
 さて私の役目その1、最終ステージ曲・・・青島先生に委嘱した曲はどうなっているのか、って? 書けしだいFaxします・・・とのこと。あせらず楽しみに待ちましょう。「要求度が高くて、すごく大変だった」とは編曲依頼をした友人の言。みんな覚悟! 一人一人が力をつけ、努力を重ね、楽しく挑戦しましょう。
 うれしい節目の年にしましょう。

近藤 惠子
 
 (編集担当:管理人.)