♪ T.C.A.会報   2001.12.21 第90号
 1月行事予定
 1月11日(金) 定期練習 勤労福祉会館
   12日(土) パート練習(音取り) 佐奈川公民館
   14日(月) ボイス・トレーニング 佐奈川公民館
   18日(金) 定期練習 勤労福祉会館
   25日(金) 定期練習 勤労福祉会館
   28日(月) ボイス・トレーニング 佐奈川公民館
★ 18日は和室が「さつき」のみの為、和室での練習はできません ★
 今年も残すところわずかです。中部合唱コンクールで銀賞をとるなど、今年はアカデミーにとっても思い出に残る1年だったのではないでしょうか。来年は記念すべき第20回定期演奏会があり、委嘱作品など盛りだくさんです。輝かしい2002年を迎えましょう。
♪ スウェーデン放送合唱団コンサート(12/8)を聴いて
voice_man

素晴らしい演奏で、申し分なかったです。プログラムも、前半と後半の演奏曲目の特色が判りやすく、曲目の様式や時代、あるいは言葉による違い等、一つ一つの曲の発声から曲想まで、よく吟味され、しかも、的確に表現されている事に、感動しました。後半、様々な民族の歌唱表現方法を駆使しての幻想的な音楽表現が、巧みな発声、音楽の流れの自然な動き、に裏打ちされて、本当に夢のような、時間でした。
 僕は幼ない頃体験の中に、50mほどの断崖に囲まれた、淵のある河べりで聞いた、川の流れと鳥の声の記憶があり、この時感じた音楽としての音の集団の感覚が、今でも時々思い出されます。そして、劇場で聞いた,どの音楽でもその事を思い出す事はありませんでした。しかし、後半の最初の曲が流れ出したとたん、僕と同じ事を感じる人がいたのだと想いました。
 音楽は、自然の動き、川の流れや、風の音、海の波、鳥の声、その様々な、音の中から、最も融和されるものを、探す作業だと思います。しかし、純粋に抽出された和声感の究極である従来の合唱音楽の中で(もちろんそれも大好きですが)忘れられたり、取り入れ切れなかったものがあるような気がしていました。この演奏を聞いていて僕は、その音楽の原点だと僕が感じるものが、最も原始的な形で現れた気がしました。人間が一生懸命抽出しようとしたものが、実はもう自然の中に用意されていたと考えるほうが良いのかも知れません。自然というのは人間が考える以上に理に適っている、と言ってもいいかもしれません。
 というわけで、ここ何年間の中で、最も感動的なステージでした。また、次の機会も楽しみにしています。

HP掲示板のvoice_manさんの書き込みより、本人のご了解を得て引用しました)

《第20回定期演奏会実行委員名簿》
第20回定期演奏会の実行委員メンバーが決まりました。
(ホームページでは名簿は省略します)
《新人さんご紹介
 ソプラノ T.G.さん
「一生けんめい、でも楽しくやりたいと思っています。よろしくお願いします。」 

 (編集担当:.はこ&管理人.)