♪ T.C.A.会報   2001.10.26 第88号
11月行事予定
11月 2日(金) 定期練習 勤労福祉会館
    9日(金) 定期練習 勤労福祉会館
   10日(土) パート練習(音取り) 佐奈川公民館
   12日(月) ボイス・トレーニング 佐奈川公民館
   16日(金) 定期練習 勤労福祉会館
   23日(金) 定期練習 勤労福祉会館
   26日(月) ボイス・トレーニング 佐奈川公民館
   30日(金) 定期練習 勤労福祉会館
★ 9日は和室が「さつき」のみの為、和室での練習はできません。 ★
        〜〜〜♪ おたまじゃく紙のつぶやき ♪〜〜〜
コールアカデミーの皆さん、私はおたまじゃく紙です。私が生まれてからもう?年。誕生日を忘れるほど月日は過ぎ去りつつある今日この頃です。定演、コンクール、ほーほう音楽祭を終え、あとはモツレク本番を控えているわけですが、ここでちょっと一息、私がなぜ誕生したのか・・・
 このことを今一番思い起こしてもらえませんか? 当初は少人数だったアカデミーが徐々に団員が増え、それまで休憩時間の口伝えで十分だった連絡事項がなかなか全員の耳に届かなくなったから・・・という理由で私を生んでくれたのだと思うのですが・・・(これは初耳だ!という方、またそんなことは言われなくたってわかっとる!という方はお許しください。)1ヶ月の日程、利用会場の有無、etc.。どうか今一度目を通すことから始めてみてもらえませんか・・・ 1ヶ月に一度、私を喜んでもらってくれるのは大変うれしいことですが、どうか初心にかえって私をどんどん利用してください。おたまじゃくしは蛙の子。そして、♪おたまじゃく紙はコールアカデミーの子なのですから。♪
♪コンサート情報
11月4日(日) 開演PM5:00 (豊川市文化会館大ホール)
  「モーツァルト・レクィエム」 
  管弦楽:ポーランド国立放送交響楽団、合唱:豊川で第九を歌う会
11月16日(金) 開演PM7:00 (豊橋市民文化会館)
  「ブルーアイランド氏と林美也子箏アンサンブル」 
12月8日(土) 開演PM3:00 (豊田市コンサートホール)
  スウェーデン放送合唱団 
♪交流文言1        <アカデミーに入団して>
テノール T.U.

 早いもので、私がTCAのメンバーに加えていただいて、もう半年が過ぎようとしています。この間、それまで自分は聴く側であった「定期演奏会」での演奏、あるいはコンクールへの出場、そこでGetした『金賞』のおかげで何と「中部地区大会」へまで行ってしまうという、新人としては非常に恵まれた経験の連続でした。オマケにその「中部地区大会」では『銀賞』まで獲得してしまうなんて、凄すぎる・・・なんだか自分の才能が恐くなって来るような錯覚がして・・・(イエイエもちろん冗談です。入団半年にしてすっかりTenorのノリが身についてしまったようで・・・暫し反省々々!)
 この半年余り、全く未知の世界だった"合唱(コーラス)"という世界に触れて「夢中で過ごしてきた」というのが正直なところです。それは決してネガティブな意味ではなく、ちょっとおかしなたとえですが、新しいオモチャを手に入れた子供がそのおもちゃで遊ぶのに熱中する、そんな状況に似ていたように思います。見るもの聴くものすべてが初めて知ることばかり、毎回の練習では新しい発見ばかり、そんな経験が40歳という年齢を迎えた自分にとても新鮮な感動を与えてくれ、あっという間に半年が過ぎてしまったように思います。入団前には考えてもいなかったほどに"合唱(コーラス)"にのめり込んでいる自分自身が信じられない思いですし、妻(M.U.)に至ってはそんな私を半ば呆れ顔で見ています。
 最近になってやっと「合唱の魅力って何だろう?」何てことを落ち着いて考える余裕が出てきました。まだまだ自分なりにキチンと整理された考えに至っている訳では有りませんが、今回はそのあたりのことに少し触れてみたいと思います。
 半年のあいだ経験してみてつくづく思うのは「合唱の持つ奥深さ」です。入団前はコーラスの指導というと何か情緒的で抽象的なものに終始するのだと勝手に思い込んでいました。「この曲のこの部分はもっと優しい感じで・・・」とか「もっと悲しみを込めて・・・」といった具合に。
 ところがところが、合唱にはいろんなエッセンスが含まれていたんですねェ、これが!入団直後に参加した合宿で「倍音を聴く」という経験をしましたが、この時にまず思ったのは「これって、ひょっとして高校の時、物理でやった共鳴の原理?」ということ。ボイス・トレーニングの時に良くvoice_manさんが言うのは「声は直線ではなく曲線、放物線で」ということ。"曲線・放物線"→関数→数学なんて連想するのは私だけなのでしょうか?ボイス・トレーニングといえば、発声に関するvoice_manさんの説明そのものが"人体構造学""解剖学"でも勉強した人のものであるような気がするし、"音響工学"に通じる部分も沢山有るようにも思います。
 週次練習では外国の曲も含め様々な曲を歌います。ってことは歌を歌うだけで、英語・イタリア語・ドイツ語・ラテン語・・・といろんな言葉がマスターできちゃうっていうことでもあります。日本語だけとってみても現代語だけでなく、口語・文語・ちょっと昔の言葉、といろいろあるんで、語学・言語学の勉強にも通じます。(言葉の発音を極めるという面では、TCA内にもM.S.さんという貴重な方がいらっしゃいます)さらに、惠子先生がそれぞれの曲について詞(詩)の解釈を説明して下さることがありますが、これはもう人生哲学そものですよネ?先輩達の中には、自分で作曲者や作詞者の生い立ちや他の作品を調べていらっしゃる方も多いようです。これは、ひょっとすると歴史学とか文学ってことになるのかも?
 こんなふうに考えてくると「本当に合唱って奥が深い」と実感する次第です。カルチャー・スクールでこれだけのことを勉強しようとすれば毎月2,000円の受講料ではとても間に合いません。そんなふうに考えてみてもTCAの魅力は倍増するのです。
 こんな「合唱の魅力」を実感する昨今ですが、それに負けず劣らず魅力的なのが個々の団員の皆さんです。今回は詳しく書いているスペースがありませんが、年齢・職業・価値観等々、それぞれに異なる人たちが一つのグループとして構成されていることはそのこと自体が大きな魅力だと思います。
 40歳にして手にした「合唱(コーラス)」という"オモチャ"。ドラえもんのポケットのように後から後からいろんなものが飛び出してきて、飽きるということがありません。そんな素敵な"オモチャ"に夢中になる日々がこの先もずっと続きそうです。

♪交流文言2      <入団後一年経って思ったこと>
バス M.I.

 入団してから早くも一年が過ぎてしまいました。でも、仕事で時間を取られ(当然と言えば当然なんですが)練習に出るのが精一杯な状況です。暗譜は練習の積み重ねでどうにかこなしている程度で、完璧な段階には程遠いと感じています。学生の時には、通学時にCDや音取りテープを聞いていました。トイレの壁には楽譜のコピーを貼っていつでも見て覚えられるようにしていました。今は会社の寮に住んでいるのでこのようなことはできませんが...合唱というのは当然のことながら一人ではできません。定期の練習は週に一度しかありません。それゆえ、その限られた時間を有効に使うために各自ができることはやっておくことが必要だと思います。少なくとも、練習中に先生が他パートに出した指示を聞いていなくて二度三度同じことを繰り返すということをなくすだけでも効率は上がります。先生が時々口にするイヤミ(じゃなかったらすみません)も笑って受け流しその場で忘れてしまうのではなく、その発言の意味を汲み取り、真摯に反省することも必要ではないでしょうか。以上若僧の戯言でした。

 
♪ホームページ係より
 早いもので、アカデミーのホームページ(HP)を開設してから半年が経過しました(団内公開3月、正式公開4月)が、おかげさまで活発にご利用いただいています。そこでこの7ヶ月間のHP利用状況を月別に集計してみました。定期演奏会があった7月が487件、その前月の6月が452件、コンクール中部大会で銀賞を受賞した9月が446件となっています。
 HPには「おたまじゃく紙」だけでは伝えきれない様々な情報を満載しています。皆さんの情報交換の場(掲示板)もあります。パソコンを持っていないというあなたもパソコンを買って、さあ、http://www.toyokawa-c-a.orgから始めてみましょう。
 (編集担当:.はこ&管理人.)