あけましておめでとうございます。
昨年のコンクールは県大会で終わりましたが、みごと金賞。そのあとの招待演奏会のためには、一番有難い結果であったと思ったのは私だけではないでしょう。昨年の成果 は何と言っても数々の招待演奏会で得た、お客様との一体感や「感動を共有できた」という実感だと思います。
「定期演奏会」というのは、豊川コール・アカデミーとしての一年間の集大成を聴いて頂くための会なので、全ての曲目が「なじみの曲」という訳にはいきません。またそうであっては団としての進歩は望めません。
なじみの曲や流行の曲も大切にしながら、「アカデミックな合唱芸術の追究」という合唱団発足時に団名に込めた大きな目標があるからです。過去21回の定期演奏会の最終ステージは、殆どが挑戦的と言える難曲や新作に取り組んで来ました。
聴衆と共に楽しめる曲と、聴衆に媚びず、妥協せず、芸術作品と言える作品を発表発信していくこと、この両方を大切にしていきたいと思っています。
今年の第3ステージは今までの苦労を思うと、「あれ?」と思う程簡単で「やる気なくしたのかな?」と思われそうですが、そうではありません。(ただ昨年、演奏会直前まで音程やリズムが気になり、なかなか音楽できなかった辛さは少々こたえました。今年はなるべく早く音楽しましょう。)
今年は年末に蒲郡から依頼されたカルメンの合唱もあり(仏語に挑戦です。)、忙しくなると思いますが、積極的に取り組みましょう。そして定演だけでなく、様々な舞台を体験することで、大きなエネルギーを得ながら成長しましょう。東部小学校や一宮で得た感動を忘れずに。
岡崎高校コーラス部は今年ドイツでの第3回合唱オリンピックに挑戦です。我団も常に新鮮に色々な合唱に挑戦し、色々な顔に出会い、歌う歓びを伝え、広げ、共有できるよう、新しい気持ちで頑張りましょう。
良い年になりますように。 |